株式会社リニカルは、パリ協定に基づく温室効果ガスの排出削減目標「Science-based targets(SBT)」※1を認定する機関「SBTイニシアティブ(SBTi)」※2に対しコミットメントレターを提出しました。SBTiは「世界の平均気温の上昇を1.5度に抑える」というパリ協定の目標に対し、科学的に整合している企業や団体の目標をSBTとして認定しています。リニカルは今後、2年以内に温室効果ガスの排出削減目標を策定し、SBT認定取得を目指します。
リニカルは世界中の人々の健康で豊かな生活に貢献するため、マテリアリティ(重要課題)を設定し、これへの取り組みを通じて、持続可能な社会の実現と企業価値の向上を目指しています。その一つに「将来世代への責任」を掲げており、事業活動においてエネルギーをはじめとする資源の有効活用に努め、また、気候変動に対し適切な対応を推進することで、世代を超えて持続可能な社会の実現に貢献していきます。
※1 Science-based targets(サイエンス・ベースド・ターゲット)
パリ協定が求める水準に整合した温室効果ガス排出削減目標のことで、5~10年先の目標を設定するもの。
※2 The Science Based Targets initiative (SBTイニシアティブ)
SBTiは、CDP、世界資源研究所(WRI)、国連グローバル・コンパクト、世界自然保護基金(WWF)による共同イニシアティブ。温室効果ガスの排出削減目標に関し、科学に基づく目標設定のベストプラクティスを定義・推進し、企業の目標を独自に評価する機関。
https://sciencebasedtargets.org/