医療機関の方々と信頼関係を築き 医薬品の良さを正しく伝えたい

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育薬事業部 未経験中途入社  M.Sさん

医薬品をアピールする仕事に魅力を感じて

リニカルに入社する前は、新卒で入社した製薬会社でMRを3年ほどしていました。大学では文系の専攻だったのですが、就職活動でMRの営業スタイルに惹かれ、また自分の頑張りがダイレクトに評価につながる世界で頑張ってみたいと思い、MRを選びました。結婚後、希望する地域への転勤がかなわないことや今後も全国転勤の可能性があったことから、転職を決断しました。今後も医薬品に関わる仕事がしたいと考え、製薬会社でのMR経験を活かせるCRAに魅力を感じ、2013年にCRA未経験者として入社しました。

入社当時から現在に至るまで育薬事業部という部署で承認後の医薬品のエビデンスを創出する臨床研究やPMS業務を担当しています。医薬品の新しいエビデンスを、間接的に患者様や先生方にお伝えできる仕事にやりがいを感じています。

ウェルカムバック制度を活用し、子育て・海外移住を経て復職

リニカル入社3年目の育児休暇取得中に主人のアメリカ転勤が決まったため、リニカルを2017年に一旦退職しアメリカに引っ越しました。私自身、新しい挑戦を楽しむことができる性格だったため、悩むことなくアメリカ帯同を決意しました。アメリカでの海外での子育ての経験はとても充実したものになりました。

アメリカから帰国後、ウェルカムバック制度を利用し、退職から6年のブランクを経て2023年に復職しました。育児休暇を取得する前から、リニカルは多くの子育て中の先輩方が社内制度を活用してフレキシブルに働いている姿を見ていましたが、職場に復帰した時は育児休暇を取得する男性も増えていることもあり、育休明けの方々へのサポートがさらに手厚くなっているように感じました。現在、裁量労働制という働き方で働いていますが、基本的に業務を自身の裁量で管理しながら働けるので、急な子どもの体調不良等、子育てしている身としてはとても有難く感じております。主人の協力を得ながらではあるものの、自身の働き方でスケジュールを立てることも出来るため、遠方への出張や医療機関の診療時間後の夜間の面会にも対応できています。またリニカルでは在宅勤務が導入されているため、子どもの学校行事や通院後は自宅で仕事をし、メリハリをつけながら仕事をしています。

現場でのコミュニケーションが仕事の質を高め、楽しさにつながる

リニカルは在宅勤務をしやすい環境ではありますが、私は社内外と直接コミュニケーションを取ることがこの仕事の楽しさでもあり、より良い成果を出すためのポイントでもあると思っています。私自身が人と接することが好きなこともあり、出社していろんな人と話しながら仕事を進めることでお互いが成長していける環境を大切にしたいと考えています。

私が携わっている臨床研究では、治験や臨床研究の経験が少ない医師や施設スタッフ様とのやり取りも多いです。医療機関の方々とより良い関係性を構築し、研究の手続きや研究を実施する上での懸念点の解消を円滑に進めていくためには、どんなアクションが必要かを常に考えています。そのため、重要な協議は可能な限り施設へ訪問し医療機関の方々と対面で面会することを心掛けています。医療機関の方々が研究を進めていく上で困ったことがあった際に、些細な事でも私に連絡をいただけた時は、信頼していただいている事をとても嬉しく感じています。

今はモニターの仕事が楽しく、今後も現場で経験を積んでいきたいと思っていますが、将来的には教育や研修に関わる部署で、これまでの業務で学んできた貴重な経験を活かし、新たな人材の育成に貢献していきたいと考えています。

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