中枢神経領域事業部 新卒入社 K.Fさん
若さと元気さを感じたリニカル 薬学部出身でなくても活躍できる
私は大学が工学部の出身ですが、元々、医療関係の仕事をしている家族の影響で医療に関わる仕事がしたいという思いがあり、学生時代に有機化学やセラミックス、電子などを幅広く学びながら、これをどう医療に生かせるかと考えていました。また、学生時代に仲良くしていた先輩がCROに就職したこともあり、この業界に興味を持ち就職活動でリニカルという会社を知り、若くてフレッシュな先輩社員が多いことに好印象を持ちました。そして、リニカルでは薬学部出身でない方も多く活躍していると聞き、工学部出身の私でも働けると具体的にイメージできたことも入社を決めた一因でした。
先生との直接の会話が自身の成長につながる
数カ月前から、希少疾患を扱うプロジェクトに携わることになりました。この疾患に関する知識を得るために苦労しておりますが、以前担当していたプロジェクトと違い、コーディネーターさんが入らず、私が先生と直接やり取りをするため日々勉強が必要です。先生との打ち合わせで、自分が知らない話題が出てきたときは冷や汗の出る思いで、帰ってからすぐに調べるようにしています。
私が先生に直接顔を合わせてお話しできるこのプロジェクトに携わるようになってから、特に短い面会時間の中で先生に何を伝えるべきかや、面会時に明確にしておくことは何かを事前に自身で考えておくことが大事だと学びました。例えば、「今日は必ず先生に自分の顔を覚えてもらう」と自分を印象づける工夫をしたり、「今日は絶対これを先生に伝える」ことと、先生にお会いして最初の一言を考えたり。
先生は日々たくさんの業務でお忙しい中、治験に協力してくださっているため、少しでも治験に興味を持っていただくことが大切だと考えています。先生に直接お会いする機会が増えたことで、先生の反応を見て、治験に興味を持ってくださっているかどうか、どんなことを懸念されているかなど、相手の気持ちを推し量ることも大切だと思うようになりました。形式的な会話だけではなく、相手の本音を引き出すようなトークも少しずつ身につけています。先生の方から治験に前向きなコメントや質問が出た時や、「説明が分かりやすかった」などお褒めの言葉をいただけるととてもうれしいです。
また、患者様に治験に参加していただきやすいスケジュールや、どのような患者様を治験に登録すると良いか等、先生の立場からアドバイスをいただくこともあり、とても学ぶことが多くあります。
先輩からの手厚いフォローを後輩に返したい
現在、私は入社5年目となり、自分でプロジェクトを牽引しつつ、後輩の指導もしています。このたび、改めてCRAの仕事の基礎を見直す機会となり、まだまだ自分もできていないことが多いと気づかされました。後輩に仕事の内容を伝える時は、自分が同じ年次の頃の知識レベルを思い出し、その時の前提となる知識が欠けていないかなど、後輩の立場に立って考え、自分から歩み寄って話をするように心がけています。自身も先輩に同じようなフォローをしてもらったからこそ、後輩に対しても自分が先輩にしてもらったことと同じような対応を還元していきたいと考えています。
将来は、現在私が担当している中枢神経領域以外の様々なプロジェクトに幅広く携わりたいと考えています。もう入社5年目ですが、まだまだ知らないことが多いと感じます。
いろいろなクライアント様や、様々な疾患の医薬品開発に関われるのが、CROの良さ。
一日も早い医薬品の承認に向けて、クライアント様に対し質の高い仕事をアピールしていきたいと考えています。