サステナビリティ

コーポレート・ガバナンス

コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方

当社は、「医薬品開発のあらゆる場面で常にプロフェッショナルとしての質を提供し、ステークホルダーである製薬会社、医療機関、患者ならびに株主、従業員の幸せを追求する。」を経営理念として掲げています。役員・従業員の有する知識・経験、組織としてのノウハウ・システムを持続的に発展・維持し、製薬会社など世界中のヘルスケアカンパニーに提供することで、新薬を含む新しい治療技術の開発やその発展・浸透、ひいては人類の健康的な生活に貢献することを目指しています。

上記経営理念に基づき、当社は、医薬品開発のノウハウ・技術をもって新薬を含む新しい疾患予防・治療技術の誕生・成長に貢献し、国内外のバイオベンチャー、製薬企業、医療機器メーカーなどのヘルスケアカンパニー、医療機関のパートナーとして医療の発展に貢献し、患者様ならびに社会全体の期待に応えてまいります。

当社は、人命に関わる事業活動を行うため、当社の役員ならびに従業員には専門性のみならず高い倫理観が求められることから、コンプライアンスの徹底をはじめとした企業行動規範の遵守を徹底しております。また、内部統制の充実を図り、経営の健全性・透明性を確保することで、事業の発展とあわせて持続的な企業価値の向上に努めております。

企業統治の体制の概要

当社は、会社法上の機関設計として監査等委員会設置会社を選択し、経営の透明性の確保と監督機能の強化並びに業務上の意思決定の迅速化を通じた持続的な企業価値の向上を図っております。

また、業務執行の迅速化を図るため、執行役員制度を導入しております。

さらに、取締役等の指名・報酬に関する手続きの客観性、透明性及び公正性を確保し、コーポレート・ガバナンスの充実を図るため、諮問機関として任意の「指名委員会」と「報酬委員会」を設置しております。

取締役会

監査等委員会

経営会議

指名委員会(任意設置委員会)

報酬委員会(任意設置委員会)

機関ごとの構成員(2025年1月1日時点)

SCROLL OVER
役職名
氏名
取締役会
監査等委員会
指名委員会
報酬委員会
経営会議
代表取締役 社長執行役員CEO兼CCO
秦野 和浩
社外取締役
杦山 栄理
社外取締役
西村 智子
社外取締役(監査等委員)
中島 与志明
社外取締役(監査等委員)
村上 祐一
社外取締役(監査等委員)
安藤 良光
執行役員CAO
河合 順
執行役員CFO
髙橋 明宏
執行役員CCO
山口 志織
執行役員CIO
得能 正善
執行役員CPO
辻本 桂吾
執行役員CAPO
宮崎 正哉
執行役員CTO
長藤 寿昭
執行役員
豊田 悟
執行役員
猪俣 朋子
執行役員
田嶋 史悠
執行役員
白石 達也
議長
メンバー
オブザーバー

コーポレート・ガバナンス体制図

内部統制システムの整備の状況

当社は、内部統制システムに関する基本方針、すなわち取締役の職務の執行が法令や定款に適合することを確保するための体制、その他株式会社の業務及びその子会社からなる企業集団の業務の適正を確保するための体制について、以下のとおり定め、取締役会で決議しております。

取締役、使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制

取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制

損失の危険の管理に関する規程その他の体制

取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制

当社及びグループ各社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体制

監査等委員会がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合における当該使用人に関する事項

前号の使用人の取締役(監査等委員である取締役を除く。)からの独立性に関する事項

取締役(監査等委員である取締役を除く。)及び使用人が監査等委員会に報告するための体制、その他の監査等委員会への報告に関する体制

監査等委員の職務の執行について生ずる費用の前払又は償還の手続きその他の当該職務の執行について生ずる費用又は償還の処理に係る方針に関する事項

その他監査等委員会の監査が実効的に行われることを確保するための体制

リスクマネジメント

リスクマネジメント体制

当社は、企業活動に影響を及ぼす恐れのあるリスクを想定し、問題発生の未然防止に努めると同時にこれに適切に対処するため、リスクマネジメント委員会を設置しております。これにより、災害、不正、情報漏洩などの事業遂行リスクについて年に一度、評価を行い、回避策・対応策の検討と実行を行っています。また、持続的な事業成長を阻害するような環境変化や機会損失などの事業機会リスクについては、代表取締役の指示のもと、各事業部・部門にて評価と対策を行っています。また、これらのリスク管理状況は経営会議及び取締役会に定期的に報告しております。
さらに、2025年3月期には、当期に新たに導入された執行役員CXOが、担当職務ごとに海外グループ会社横断でのリスク抽出・評価、回避策・対応策の検討を行い、リスクマネジメント委員会においてその確認と、重要リスクの評価及びモニタリングを行う体制とします。

重要リスク

上記体制に基づき、各リスクを発生の頻度とダメージ(損害金額)の大きさによりそれぞれ5段階で評価し、重要な影響を及ぼす可能性があると考えられるリスクを重要リスクとしてその対応策の強化に注力しています。中でも特に重大な影響があると判断したリスクは以下の通りです。

特定の顧客への売上割合の高さに関するリスク

CRO業界内の競争激化に関するリスク

国内における治験の海外シフトに関するリスク

治験の委託件数減少・規模縮小のリスク

関連法規制の不遵守によるリスク

情報セキュリティに関わるリスク

個人情報の不適切な取扱いに関するリスク

関連資料

コーポレートガバナンス報告書

リニカルのコーポレート・ガバナンスに関する報告書(2024年7月2日発行)はこちらのリンクからご覧いただけます。

リニカルのサステナビリティの取り組みをご紹介します。

重要な社会課題

リニカルはサステナビリティに関する重要課題(マテリアリティ)を特定し、マテリアリティへの取り組みを通じて、持続可能な社会の実現と企業価値の向上を目指します。

コーポレートガバナンス

リニカルのコーポレート・ガバナンス、内部統制システム、リスクマネジメントについてご紹介します。

ESGデータ

リニカルの「E(環境関連)」「S(社会関連)」「G(ガバナンス関連)」データを開示しています。